「耳が聞こえない」ってどうやって調べるの?――佐村河内守氏の一連の問題から考える
こんにちは。
さて、最近ワイドショーの話題を席巻しているのは、あの方のニュースですね。
“別人”佐村河内氏、謝罪の一方で反撃「新垣氏を絶対に訴える」 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース
耳の聞こえない作曲家」として知られながら18年にわたり別人に作曲を依頼していた佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏(50)が7日、騒動発覚から約1カ月の沈黙を破り、都内のホテルで会見した。神妙に謝罪する一方、ゴーストライターを務めたことを公表した桐朋学園大非常勤講師、新垣(にいがき)隆氏(43)に対しては「絶対に訴える」と猛反論。自己弁護を繰り返した。
佐村河内氏が登場すると、約300人の報道陣がどよめいた。髪は短く切られ、ひげもサングラスもなし。黒ずくめの服で、つえをついていたかつての印象とは別人のようだった。
「いつかばれるのではないかと思っていた。自分が巨大化するたびに言い出せなくなった」。謝罪するときは弱々しい声に。会見は異例の2時間35分。手話通訳を座らせ、質問に答えた。
さて、現在佐村河内守氏には様々な疑惑がありますが、
中でも焦点となっているのが、
本当に耳が聞こえないのか?
ということです。
まず「耳が聞こえない」、いわゆる「全ろう」の定義は、
『両耳の聴力がそれぞれ100db以上のもの』
とされています。
これは、列車が走っているガード下にいても何も聞こえないレベルです。
佐村河内氏は最初、自分は全ろうであると主張していた訳ですが、
もしそうならば、会話など出来るはずがありません。
しかし、ここでひとつ疑問となるのは、
「耳が聞こえない」という状態を、
自己申告以外にどんな手段で証明するのか
ということです。
実はひとつ、方法があるんです。
それが、
ABR(聴性脳幹反応)検査
と呼ばれるものです。
通常この検査は、
「耳が聞こえない」と自己申告できない者、
つまり乳幼児や高齢者のために行われるもので、
脳波から耳が聞こえているかどうかを診断することができます。
だから、この検査を行えば、
佐村河内氏の耳が聞こえるのかどうか、
一発で分かってしまうというわけです。
何が真実なのかはわかりませんが、
元パートナーの新垣氏のためにも、
本当のことが明らかになってほしいですね。